先日、1ヶ月のロックダウンが終わったのも束の間、またしてもロックダウンになってしまった。あらゆるビジネスは予測のつかない常に変動する規制に戸惑いを隠せなくなってきた。そんな渦中、春を迎えたバイロン周辺では北風のシーズンに突入した。バイロンから南に30分、SouthWallポイントはバリナの河口の南側に位置する。北風を交わし、ソリッドなエッジのたったグーフィー波が割れる。South Wallは独特な地形をしていて、バリナから川を渡った目と鼻の先にあるのに、そこへ行くには車で40分も大回りしなければならない。ありがたいことに片道6ドルで車ごとフェリーに乗れるで助かる。オージー・ライトとジェームス・マクミランと連絡を取りsouthwallへ足を運んだ。ジェームスはバイロンベイ・サーフフェスティバルのオーガナイザーでもありアーティストだ。我々はフェリーから降りて車をとめ、コロナ規制のため15分ほど川とブッシュに挟まれた砂利道を歩いた。大きな鷹や見たこともない様な鳥が辺りを飛んでいてなかなか雰囲気のある道をピクニック気分で楽しで歩いた。ビーチに着くとサイズはあるものの若干ざわついているように見えた。いざ波に乗るとしっかりショルダーの張った3ー4footのグーフィー波がセット感もなく次々と押し寄せてきた。オージーは半年くらい前からダイエットを始めてかなり痩せて引き締まった。サーフィンはキレキレだ。相変わらず見ている方を楽しませてくれるライディング。いい波を何本も乗った。ジェームスもグーフィースタンスで油の乗ったクラシックなターンで大きなスプレーを飛ばしていた。二人とも大満足。この辺では数少ないグーフィーポイントブレーク、SouthWallの季節が始まった。